移住者の声

えびので家族ができました!

坂口 優紀さん

平成24年4月 Iターン
前居住地:熊本県熊本市 職業:地方公務員 家族構成:夫婦 子ども 3人世帯

移住のきっかけは何ですか?
就職先にえびの市を選びましたえびの市の職員採用試験を受験し、市役所職員になったことです。
大学では地域の過疎化、農山村の限界集落再生等を学び、フィールドワークでいくつかの地方へ行く機会もありました。えびの市もそのひとつです。
学生時代に学んだ”まち”、親しみがあるえびの市を就職先に決め、移住しました。
移住をするにあたり、心配だったことは何ですか?
自動車の運転に慣れること移動手段として自動車が必要ということと、えびのには知り合いがいないということが心配でした。
移住前に住んでいた熊本市内での移動手段には、バスと自転車を使っていたため、自動車は必要ありませんでした。運転免許は持ってましたが、運転する機会もほとんどないまま、えびのに移住することになり、自動車の運転に慣れることが必要になりました。
また、えびのには知り合いがいなく、頼れる人がいないので不安でした。
現在、どのような暮らしをされていますか?
親子3人での生活昨年結婚し、つい数日前に子供も生まれました。
これからは親子3人での生活になるので、その準備で忙しい日々を過ごしています。
“えびの”に移住してよかったこと、たいへんなことはありますか?
えびので出会い、家族になりましたふるさとを離れて、ふるさとの人との繋がりが切れてしまったようなさびしさを感じますが、えびのに来てまた新しい繋がりができたことをうれしく思います。
職場や消防団、自治会など、みんなが受け入れてくれたことを実感します。
  
大変だったのは、”方言”ですかね。同じ九州とは言え、熊本とはかなり違うため、当初は戸惑いました。
5年間も暮らしていると、だいぶ分かるようになりましたが、ご高齢の方との会話では今でも”?”という時がたまにあります。移住者向けに、「えびの弁辞書」みたいなモノがあるといいですね。

えびのに来て何が一番良かったかというと、えびの生まれ、えびの育ちの妻と知り合えて、結婚し、家庭をもち、子供が生まれ家族が増えたことです。
  
これまでの暮らしと変わった点は何ですか?
行動範囲が広くなりました行動範囲が広くなったことですね。熊本市内に住んでいたときは、買い物や趣味の店など、すぐ近くで事足りていたのですが、えびのではまわりに店も多くないことから、いろいろなところへ出かけるようになりました。
宮崎市、鹿児島市、熊本市へも割と近いえびのですから、足を延ばしやすいですね。
休日はどのようにお過ごしですか?
家でのんびりと独身のときや、結婚当初は県内の観光地や映画を観によくでかけていましたが、子供ができてからは、あまり出歩かなくなりましたね。家でのんびり過ごしています。
“えびの”のここが好きだなと思うところは何ですか?
ふるさとよりも冬は過ごしやすい生まれ育ったふるさとの山都町は、熊本の山間の町で冬はものすごく寒いんです。えびののほうが寒さが厳しくないので、過ごしやすいです。
高速道路のインターチェンジがあるのも便利ですね。
これから“えびの”へ移住を考えている人に一言お願いします。
地域に馴染むにはえびのでは市民活動の団体や趣味のサークルが多いです。私も移住当初に知り合った人が活動している、コーラスサークルに入りました。そのサークルでたくさんの地元の人との繋がりができました。興味がある活動に参加するのも、地域に馴染む方法のひとつですね。

えびの市にはさまざまな移住支援策があります。私も結婚を機に、「新婚世帯家賃助成金」を利用させていただいています。”えびの”へ移住を考えている方は、利用できる支援策があるかもしれません。「えびの市移住・定住支援センター」へ問い合わせてみてはいかがですか。

2017年7月インタビュー